紅葉の葉は落ちきっていないですがもう冬ですね

自動車で少しだけ山道を通ったときのことです。友人が、「まだ紅葉の葉っぱ、全部落ちてないねぇ。まだ冬じゃないんだねぇ」としみじみした感じで言いました。それを聞いて私は、つい「いや、もう冬でしょ! こんなに寒いんだし」とツッコみを入れてしまったのですが、すると友人は、ポカンと口を開けて「え? 冬って紅葉が全部散って、木が裸の枝だけになってからじゃないの?」と上ずった声で言ったのでした。

家で確認すると、暦の上では11月半ばからもう冬です。でも、たしかに言われてみると、まだ街道の銀杏の木には黄色い葉っぱが付いたままですし、もみじの赤い葉が木に残っているところもあります。寒くて、寝るときには毛布が必要になった今ですが、そういえば周囲の見た目は、意外にまだ秋なのでした。

でも、紅葉が散るまでは秋という感覚はちょっと面白いな、と思ったので、周囲に聴いていみると、「あぁ、分かるかも」という人もけっこういて、私たちが「冬」を感じるのは寒さというよりも、街の見た目の面が大きいのだなぁと感じました。ちょうど今のように、クリスマスの装飾が出始めるくらいの頃が、秋から冬へと季節の認識が変わっていく節目なのかもしれません。

そういえば、今年はインフルエンザの流行が少し早いそうですね。近頃は、私も電車に乗るときにマスクをして予防に努めています。親戚の子が今年受験だそうなので、インフルの流行は少し気がかりです。空気が乾燥しているとウイルスが元気になるので、加湿に気をつけないといけないなと思います。

でも、実は空気が乾燥していると、星や月の光が綺麗に見えるんです。くっきりとした月光が、散り際の紅葉を照らすのはなかなかいいです。見られるのは今の時期だけなので、防寒をがんばって夜の散歩などするのも、また一興かもしれません。